楽天Edyへのチャージでポイントの貯まるクレジットカードをまとめました。
ポイント還元率とマイルへの実質還元率の比較をしながら、ご紹介していきますので、参考になれば幸いです。
楽天Edyへのチャージでポイントの貯まるクレジットカード
まず、楽天Edyへのチャージでポイントの貯まるクレジットカード一覧がこちら。
・ANAカード(JCBワイドゴールド、ダイナース、プレミアム各種)
・楽天カード(VISA・MASTER・JCB)
・エポスカード
・タカシマヤカード(通常・ゴールド)
・リクルートカード(VISA・MASTER)
・JMBローソンPontaカード(VISA)
2018年現在、上記のカードが楽天Edyチャージもポイント加算対象のカードとなっています。
(実際にはもう少しありますが、還元率が低いので省略しています。)
しかし、これらにはそれぞれメリット・デメリットがありますので、次の項目で解説していきます。
リクルートカードのJCBブランドはEdyチャージでのポイント加算対象外ですので、ご注意ください。
ポイント還元率・実質マイル還元率比較
やはり、Edyチャージは安定の楽天カード!
還元率で比較すると、リクルートカードが1番ですが、電子マネーへのチャージに関しては、月間3万円分までがポイント加算対象、30,001円分以上のチャージに関しては、ポイント加算対象外という制限があります。
(後ほど詳しく解説します。)
カード | ポイント還元率 | マイル還元率 | 年会費 |
---|---|---|---|
ANA JCBワイドゴールドカード | 200円で1マイル | 0.50% | 15,120円 |
ANA ダイナースカード | 200円で1マイル | 0.50% | 29,160円 |
ANA JCBプレミアム | 200円で1マイル | 0.50% | 75,600円 |
ANA VISAプラチナプレミアム | 200円で1マイル | 0.50% | 86,400円 |
ANA ダイナースプレミアム | 200円で1マイル | 0.50% | 167,400円 |
楽天カード | 0.5% (楽天ポイント) |
0.25% | 無料 |
JMBローソンPontaカード | 0.5% (Pontaポイント) |
0.25% | 上限なし |
リクルートカード | 1.2% (リクルートポイント) |
0.6% | |
エポスカード | 0.5% (エポスポイント) |
0.25% | 上限なし |
JMBローソンPontaカードとリクルートカードは基本JALマイルへの交換となります。
ANA陸マイラーなら、楽天カード1枚でも十分でしょう!
JALマイルからANAマイルへの交換も90%のレートで交換可能ですが、「JMB JQ SUGOCAカード」「ソラチカカード」を併用したルートとなり、交換日数最長130日程度、年間2万マイル制限などがあり、オススメはしません。
・リクルートカードでの電子マネーチャージは月間30,000円分までのみポイント加算対象。
・30,001円を超えた電子マネーチャージ利用分はポイント加算対象外。
・月間3万円分という算出基準は、nanaco(ナナコ)、楽天Edy、モバイルSuica、SMART ICOCAの合計チャージ額
・各電子マネーごとに月間3万円ではないので注意!
ANAマイラーなら楽天カード1本│獲得マイルシミュレーション
まず、ANA JCBワイドゴールドカード・ANAダイナースカード・ANAプレミアムカードの3種が、ANAカードマイルの還元率は高いです。
が!年会費に糸目をつけない方以外にはオススメできません。理由を説明すると長くなるので、マイル獲得シミュレーションの表を先にご紹介してしまいます。
月額300円で、「ANA Mileage Clubモバイルプラス」の会員になると、楽天Edy200円利用毎に3マイル積算されます。
「モバイルプラス」非会員の場合、200円毎に1マイルなので、3倍の付与率ですね。
「モバイルプラス」会員の場合と非会員の場合で、10,000円利用した時のマイル還元率を比較しました。
ANAマイル還元率 | モバイルプラス非会員 | モバイルプラス会員 |
---|---|---|
楽天カードでチャージ | 25マイル | 25マイル |
Edy利用 | 50マイル | 50マイル |
モバイルプラス特典 | 0マイル | 100マイル |
合計 | 75マイル | 175マイル |
ANAマイル還元率 | 0.75% | 1.75% |
0.75%なら、ANAカードで決済した方がANAマイル還元率高いですが、ANA Mileage Clubモバイルプラス会員なら、1.75%と驚異の還元率。
コンビニ・スーパー・ドラッグストア・家電量販店などでは積極的に楽天Edyを活用したいところです。
楽天Edyはチャージ上限・決済上限ともに5万円ですので、5万円以下の家電等であれば、ヨドバシカメラ・ビックカメラなどでEdyが使えます。
ANAカードをオススメしない理由
先程、Edyチャージ用のカードは楽天カードがオススメで、ANAカードはオススメできないと書きました。
理由としては、ANAワイドゴールドを発行するなら還元率の高く日常決済用として最強の「ANA VISA/MASTERワイドゴールドカード」一択です。還元率の低い「ANA JCBワイドゴールドカード」はオススメできません。
しかし、ANAカードのVISA/MASTERブランドはEdyチャージでのポイント積算対象外。
そこで、13,000円の年会費が二重で掛かるのが気にならなければ、ANA VISAワイドゴールド(日常決済用)とANA JCBワイドゴールド(Edyチャージ専用)の2枚持ちも良いと思います。
しかし、マイル単価5円で考えても、ANA JCBワイドゴールドの年会費15,120円を楽天カードとのEdyチャージ時のマイル還元率の差「0.25%」で埋めようとすると、年間120万円以上Edyチャージしないと年会費の元が取れません。
つまり、Edyチャージに関しては、年会費無料の楽天カードがコスパ最強じゃないでしょうか?と思うワケでございます。
ANAダイナースカード・ANA JCBプレミアムカード考察
ANAダイナースカード(年会費29,160円)とANA JCBプレミアムカード(75,600円)に関しては、年会費高め。
ANAダイナースカードに関しては、許容範囲の年会費ですが、加盟店が少なく使い勝手が悪いので、メインカードとしては使いづらいですし、Edyチャージ専用と考えると年会費高すぎます。
そのため、ANAマイラーであれば、Edyチャージ用のカードは、楽天カード1枚で十分かと思っています。
私自身もカード構成を最小限にするなら、ANA VISAワイドゴールドカード(決済用)・楽天カード(Edyチャージ用)・ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカルート用)の3枚にしますので。
年会費8万超だけど最強のカード
年会費167,400円、マイル還元率1.5%の「ANAダイナースクラブプレミアムカード」。
Edyチャージでもポイント還元0.25%!モバイルプラス会員のEdy利用時のマイル還元率は2.0%
つまり、カード決済でも、Edy決済でも還元率が変わらず、そもそもEdy利用しても還元率は変わらない!ということになります。
Edy活用のメリットは一応ありまして、ダイナースは加盟店が少ないので、ダイナース非加盟・Edy加盟店舗で2.0%還元率を維持できるというメリットはあります。
そこで、年会費に糸目をつけない方にオススメの最強カードが、
「ANA VISAプラチナ プレミアムカード」
年会費15,120円、還元率1.648%「ANA VISAワイドゴールドカード」はEdyチャージでのポイント積算対象外でしたが、「ANA VISAプラチナ プレミアムカード」はEdyチャージ時のマイル積算対象!
年会費86,400円、還元率1.905%。
モバイルプラス会員のEdy利用時のマイル還元率は2.0%!
「ANAダイナースクラブプレミアムカード」と比較すると圧倒的に使い勝手も良く、年会費も安い。
そして、還元率も大差ないので、お金に余裕がある方は、「ANA VISAプラチナ プレミアムカード」1本で良いでしょう!
JALマイラーならEdyじゃなくJALカード決済│マイル獲得シミュレーション
JALマイラーにとって、Edyを利用する旨味は、全くありません。
後ほど、還元率を表でご紹介していますが、JALカードを利用した方が還元率が良いです。
まず、JALマイラーさんであれば、Edy使わずにJALカードで決済しましょう。
どうしてもEdyを使う必要があるのであれば、月間3万円分までのチャージをリクルートカードで、それ以上をJMBローソンPontaカードと言う形での併用が最強。
ちなみに、リクルートカードはVISAブランド・MASTERブランドの2種類が電子マネーチャージでポイント加算に対応していますので、2枚持ちすればいいか!と考えそうですが、リクルートカードVISAとMASTERは発行会社が同じ(三菱UFJニコス株式会社)為、二枚持ち不可です。
楽天Edyの利用額が月間3万円以下なら、リクルートカード1本で良いでしょう。
10,000円チャージ&利用時のシミュレーションが下記。
JALマイル | リクルートカード | JMBローソンPontaカード |
---|---|---|
チャージ | 60マイル | 25マイル |
Edy利用 | 45マイル | 45マイル |
合計 | 105マイル | 70マイル |
JALマイル還元率 | 1.05% | 0.70% |
※上記表の「Edy利用」ですが、Edy利用で貯まる50ANAマイルをJALマイルに移行した場合のマイル数25マイルを表記しています。
リクルートカードの場合、手間暇かけてANAマイルをJALマイルに変換して、JALカード還元率とほぼ同等。
JMBローソンPontaカードだと、チャージ・Edy利用の二重取りをしても、JALカードの還元率に敵わない現実…。笑
JALカードはマイル還元率0.5%ですが、年額3,240円のショッピングマイル・プレミアム加入で(ゴールドカード・プラチナカードには無料付帯)還元率は1%。
ファミリーマート等の特約店利用ならJALカード利用時の還元率は1%。ショッピングマイル・プレミアム加入で2%
Edyでの二重取りを頑張るより、ショッピングマイル・プレミアムに入会する方が…。笑
【小ネタ】おサイフケータイで還元率UP
楽天Edyは、楽天Edyカードを利用するよりも、おサイフケータイ対応機種で楽天Edyを利用するほうが若干お得になる小ネタがあります。
誤差の範囲内程度のお得さなのですが、Androidのおサイフケータイユーザーならインストールする価値ありのアプリをご紹介します。
「ラッキータッチ」というアプリ。(Androidのみ。iOS非対応)
おサイフケータイの利用毎に、毎日1回クジを引けて、当選すると5円~1,000円の電子マネーがもらえます。
ポイントやマイル還元ではないのが、陸マイラーには残念な所です。
ラッキータッチでのくじ引きに対応している電子マネーは、楽天Edy・nanaco・モバイルSuica・WAON・dポイント。
ANAマイラーなら、コンビニはやっぱり「〇〇〇〇」
上記で、Edy利用なら最大2.0%のマイル還元率となることをご紹介してきました。
ANAマイラーの皆様、コンビニはどこを利用されていますか?
私はもっぱらファミリーマートを利用しています。
ファミリーマートでの月間利用額に応じて決定する「ファミランク」が「ゴールド」の場合、Tポイントが1.5%還元。
Tポイントは50%のレートでANAマイルに移行できますので、0.75%のマイル還元率。
Edy利用と合わせると、2.75%のANAマイル還元率となります。
マイルとコンビニに関する記事も、近々まとめたいと思います!