今回は、ANAスカイコインの上手な使い方と使い道・高レートで交換する方法などをご紹介していきます。
ANAスカイコインの使い道
ANAスカイコインの使い道としては、2点あります。
・航空券の購入(国内・海外)
・パッケージツアーの購入(国内・海外)
一部商品にはANAスカイコインが使えません。
国内線航空券 | ビジネスきっぷ、いっしょにマイル割等 |
国際線航空券 | 他社便名および他社乗り継ぎが含まれる航空券 |
国内パッケージツアー | 国内ホテル(@ホテル)、国内レンタカー(@レンタカー)、ANA一休パック |
海外パッケージツアー | ホテル&オプション |
ANAスカイコインの有効期限
有効期限は、取得月から12ヶ月目の末日。
1月1日に取得したスカイコインの有効期限は、翌年の1月31日ですので、1年ちょっとですね。
ANAマイル→ANAスカイコイン 交換レート
ANAスカイコインは、基本的にANAマイルからの交換で入手する方が大半かと思います。
そして、ANA会員ステータスや保有カード等の条件によって、スカイコインへの交換レートが大きく異なります。
交換レートは最小1倍~最大1.7倍と大きく乖離します。
スカイコインを高レートで交換する方法
ANA会員ステータス「ブロンズ」「プラチナ」「ダイヤモンド」が1番お得にスカイコインを交換できますが、会員ステータスの獲得は、出張族や陸マイラーでないとなかなか難しいです。
1万マイル以下の交換の場合には、レートの差がほとんどありません。
5万マイル以上交換するのが、最も高レートで交換できます。
ANAのクレジットカードを持っているだけで交換レートが優遇されますので、3万マイル以上を交換する場合、クレジットカードの年会費を加味してもお得に交換できます。
そこで、各種カードの年会費とスカイコイン交換時のレートを1番交換レートの低いAMC会員との差額を一覧表にしてみました。
カード | ANAゴールドカード | ANA一般カード | カードなし |
---|---|---|---|
年会費 | 15,140円 | 2,160円(初年度無料) | 0円 |
1万マイル交換時 | 12,000(+0) | 12,000(+0) | 12,000 |
2万マイル交換時 | 26,000(+2,000) | 26,000(+2,000) | 24,000 |
3万マイル交換時 | 42,000(+6,000) | 42,000(+6,000) | 36,000 |
4万マイル交換時 | 60,000(+12,000) | 60,000(+12,000) | 48,000 |
5万マイル交換時 | 80,000(+20,000) | 75,000(+15,000) | 60,000 |
もし、スカイコインを高レートで交換する為だけに、ANAカードを発行するのであれば、ANA一般カード(VISA / MASTER / JCB)が1番コスパが良いです。
1スカイコインは1円ですので、ANAゴールドカードを発行して、スカイコインで元を取ろうとすると、5万マイル以上の交換が必須です。
2万マイル以上をスカイコインに交換するのであれば、ANA一般カードを発行する方がお得です。
ただ、別にカード発行しなくて良くない?というケースもあります。
端数マイルをスカイコインで活用するなら
マイルの有効期限を切らしてしまうぐらいなら、端数マイルはスカイコインに交換して、活用しましょう!
1万マイル以下の交換時には、ANAカードを持っていても持っていなくても、交換レートが変わりません。
そのため、数千マイル程度の交換であれば、ANAカードを発行するメリットはありません。
出張族にオススメのスカイコイン活用術│領収書もバッチリ!
出張族の方にオススメしたいのが、保有マイルの現金化。笑
その際に使えるのが、このスカイコインです。
ANAゴールドカードかANAプレミアムカードを所持した上で、5万マイル以上を交換すると、通常の1.6倍のレートで交換できるので、よりお得!
そして、領収書もバッチリです。
【画像】スカイコイン利用時の領収書
そして、スカイコインを利用した場合でも、領収書はしっかりと航空券の額面通りで発行されます。
領収書発行画面にて、「支払方法明細の表示」の選択肢で「希望しない」を選択すれば、「現金・クレジットカード・その他のお支払い分を含みます」という備考が記載されるのみなので、スカイコインを利用したことは一切わかりません。
私が過去に、118,000円の支払いをした時の領収書がこちらです。
内訳:ANAスカイコイン80,000円、カード決済38,000円。
支払い方法明細の表示に関しては、ANA My Pageの領収書発行画面にて、選択できます。
ということで、出張時に航空券を取るときにも、手持ちマイルをスカイコインにすることで、上手にマイルの現金化ができます。
出張族が持っておきたいANAカード
ということで、ANAカードの発行で、スカイコインが高レートで交換できるという点でのメリットは、それなりのマイル数をスカイコインに変える方のみお得感があります。
スカイコインの還元率のみでカード発行をするとなると、少なくとも、年間2万マイルをスカイコインに変えないと元が取れません。
しかし、出張族でANA便の利用頻度が高い方の場合、ANAステータス保有者の方が多いかと思いますので、スカイコインの交換レート優遇というANAカードのメリットを享受することはないかと思います。
しかし、搭乗ボーナスマイル25%がつくANAワイドゴールドカードはその点で大きなメリットがあります。
還元率1.648%・年会費コスパ最強の「ANAワイドゴールドカード(VISA or MASTER)」は出張族の会社員にオススメの1枚。SFC取得前の1枚として。
年会費を無視できるぐらいの収入がある方であれば、還元率1.9%・年会費86,400円の「ANA VISAプラチナ プレミアムカード」が最強です。
詳しくは、下記記事を参考にして頂ければ幸いです。